AIR JAMとオリンピック
今まで信じてきたものが、自分の中で価値を見いだせなくなる。
辛いことだ。
モーフィアスのセリフ『私は今まで夢をみていた』って知ってるか。
全てはシステムの中のデキレースであったということを悟る絶望のセリフ。
もちろん映画『マトリックス』だ。
二作目だったっけか。三作目かも。
俺はオリンピックは反対だけど、何かを信じて研鑽を積んだアスリートは尊敬してるし、その積み重ねた研鑽の重みだけ今の状況は辛く苦しいと思う。
随分昔の話しだし、毛色も違うけど、Hi-STANDARDがインディーでAIR JAMというフェスを開催した。
マスの援護は、無かったと思う。
当時Rockin'onやSnoozerとか一部の雑誌が取り上げる程度じゃなかったかな。
でも、何万人も動員した。
もう娯楽も快楽もお偉方から与えられるものではないんだって思った。
権威の欠片も無かった。
こんなことが起こりえるのだ、とただただ驚愕していた。
アスリートたちは優秀だと思うし、応援している。
でも、オリンピックはインディペンデントではない。
税金を使う。
音楽よりスポーツが劣っているって言いたい訳じゃない。
何て言うか。。
インディペンデントでもっと盛り上げる手段ってスポーツでないのかなって思うんだ。
バンドって小さい箱で全国回るやん。
eastern youthとかガラガラやったよ。
でもめちゃくちゃ良かったで。ライブは。
とにかくコロナあけたらフェス行きてーと思っています。