ニュータイプはもう古いか。。
....っていうタイトルがもう古い..
ガンダムが好きだった。
ニュータイプという概念。
見続けたのは富野作品、Ζガンダムまでか。
マニアではない。
エヴァンゲリオンもそうだけど、熱狂的なファン層を抱える両作品に共通するテーマは相互理解への欲求だと思う。
それも、恐ろしく自分自身にだけ都合のいいもの。
『言わなくても分かってよ!』の世界。
最近『天気の子』を見たけど、あの映画の子らのほうが全然大人じゃんか。
そもそも世界はデタラメだっていう世界観も良かったし(だから自分の気持ちを優先する、空気読まない。)。
『通じ合える。』昔はもう少し未来に希望とか展望があったという言い方もできると思うけど..人間は革新しなかった。
結局、みんな自分に素直になれば世の中幸福なんじゃないの(シャアはララァと早期リタイアして一緒に静かに暮らした方が幸せだったと思わないか)。
今は、当時の夢中になってた俺に言ってやりたい。
『言わなくちゃわかんねーよ、女にも社会にも(ナンパとか選挙とか全然行かんかったし)』
両作品(ガンダム、エヴァ)とも
主人公の他者(特に女性)に対する過剰な期待と依存、妄想がすごい。
自分の頭の中で他者をガチガチに作りこんでいる。
俺も含め、この作品は当時の童貞どものハートをガッツリ掴んだ。
若いときは、イケメン以外色々コンプレックスあってホントのこと言えねーもんな。
ま、少しづつ主人公は成長していくんたけど。(逆シャアのアムロのプロフェッショナル感は痺れた。逆にシャアはどんどん子供っぽくなっていった気がする。ある意味逆シャアって....逆襲というか、逆行な気がする....作品は好きなんです。シャア辛そうだもんな..)
....結局、男(男に限らねーか)は他者に分かってもらえなかったり、大切に思える他者がいないと不幸なんだということが良く分かる(ヤザンゲーブルのような戦闘バカ以外。)。
そして天気の子の主人公の男の子(名前もう忘れた)は、アムロや碇シンジ君より戦闘力は無いが、他者に想いを伝える強さがあり、幸福になる人だと思ったりし、大事な人を幸福にできる人だと思った。
俺は、あの男の子が羨ましい。